アート・ル・シティ

「ゲストもキャストも楽しめるアーティストのテーマパーク」を創るべく奔走する市長・白鷺桜優(シラサギサクヤ)の雑多な日常。芝居をはじめとにかくアーティストとして生きながら、普通の女の子としても生活をレポート。アート・ル・シティの都民のポップでハートフルな物語もお送りします♪

深海で振るタクト

海と空しかない。

海の上に立っていて。

海がスケートリンクみたいな感じの世界。

 

そこに私と彼がいて。

 

彼と手をとり、彼に導かれて、海の中を深く深く潜っていく。

彼と共に潜っていくと同時に、円筒形に海が開いていく。

水族館にあるアレ…みたいな。

だから泳いでるけど、息は全然苦しくない。

 

そしてある程度のところで私は彼から役割を渡される。

 

「深海でタクトを振り、海の生き物たちを指揮すること」

 

それはかつて彼がやっていた役割で、私はそれを引き継ぐ形になるようだった。

 

そして彼は海の上に戻る。

海と空は閉ざされるけれど、分断されているわけではなかった。

 

だから彼と話したくなったり、会いたくなったりしたら、海の上に行けばよかった。

そんな頻繁にはいかなかったけど、ときどき会いに行った。

 

海の上で彼は何をしていたかというと、鵜飼いをしていた。

白い鳥たちに囲まれて、風を受けて、優しい微笑みを浮かべてそこにいた。

 

それは「私の使命」を意味するらしかった。

 

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年末年始から年度末にかけて「針治療」を受けていたときの、とある私の頭の中の話です。

 

急に思い出しました。

 

どうやら大筋、間違っていないようです。

(タクトが何を意味してるのかはまだ正直ちょっとわからない)

 

ただ私はタクトを握ったことがありません。

 

…少なくとも、真っ当な公人として。

 

或いは「なぜ今私がこのタクトを握っているのか? どう使っていいのか? どう使うべきなのか?」と呆然としていました。

 

というか、まともなタクトを目の当たりにできたのはやっとここ最近。

三流以下のタクトに呆れ果てて、全てを棄てたかもしれないタイミングでした。

 

そもそもが「野良」だったんだけど。

 

どこかに居たくても、居られなかったし。

「ここに居てもいいかもしれない」と思ったときに火が降ってきたり、血の雨が流れたりして、私は消えた。

消えるしかなかった。

 

針治療が中断されたのも、それが理由。

 

もうどこにも居られないと思ったし、ジンシンへの重責はその度に増していった。

 

「私は誰かに殺されるかもしれない」

「私は誰かを殺すかもしれない」

 

『心を殺す』のは凄く簡単だし。

実際、死にかけたやつを知ってる。

それこそ「生身の人間の『偶像化』によるジンシン事件」と言っても過言ではないと思う。

 

だから基本的には「付かず離れず・緩く長く」を選んできた。

そうせざる得なかった。

付こうとすれば、火花が散って引火して、下手したら炎上する。

それかいつの間にか私が誰かの石になっていて、そっと置いていく。

置いていかれたことに、寂しかったけど、傷ついたりはあんまりしなかった。

でも、ダメなんだって思った。

 

…それもそろそろ終わるらしい。

 

「海のタクト」は多分メインじゃない。

「空の鵜飼い」が主人公だ。

 

でも私は「海のタクト」を受け入れた。

 

拒否することも考えた。

どんなパターンを考えても、最終的にはバットエンドで。

私を含めた誰もが幸せにならなかった。

 

このタクトを握るために、できる限りの清算と更新をしておかないとならないと思った。

 

子どもな自分を迎えにいって。

子どもな自分を居場所を残しておいていく。

 

…多分、そんな感じの作業。

 

最近、言葉的にピンと来てないことを口にして「それ違うんじゃない?」と言われることがときどき起きてテンパる。

「言わなきゃいーのか?」とか思うけど、こっちの頭の整理作業だったりするし、そもそもそこまで考えてなかったりするから、その手の上からのツッコミは結構困る。

逆に「今、私が、そう思っていることは、プロセスとしても、ダメなことですか???」とかなったりして、いつもどうしようって思う。

 

まぁ、そんなこんなです。

 

これ「針治療における予言」らしいんだけど。

全部当たるとすると。

 

・これからチーム戦になって、何人かは巻き込まれる人が特定されているらしい

・来年、私はちょっと有名になるらしい

・来年、「学校」で公演を打つらしい。学校に当たる部分も一応目星がついている。

・50歳くらいで国際映画祭的なもので、賞を取るらしい

・お金に困ることは生涯ないらしい

・ひとまず結婚はできるらしい。子どもが~とか、バツが~とかはひとまず謎。

 

どこまでどうなるかわかんないけど「私の道を真っ当に生きてれば」そうなるらしい。

 

…そう考えると、ちょっと楽しみだよね。

 

さて、数日前から引っ張ってて、昨日寝込んだ腰痛もそれなりによくなったし。

ダラダラしてたらマジで昼夜逆転しそうだし。

 

穴を空けてた稽古に行きます。

 

…正直、踊りに行って発散なりトリップなりしたいんだけど。

 

ダンスしてるときって、頭使わなくていい(その手の分野ややり方を選んでいるのもある)から「フロー」になれる。「解放」される。

『無』になれることも結構あるから、スゲー楽しいし、凄い楽。

(そのかわり即行で意識を飛ばすので暗黒舞踏だけは今できません。観てるだけでもエネルギー量が多い場合があるのでしばらく身体機能が停止します)

 

…そういえば去年からダンサーたちとの関わりが濃くなってきたなぁ。