アート・ル・シティ

「ゲストもキャストも楽しめるアーティストのテーマパーク」を創るべく奔走する市長・白鷺桜優(シラサギサクヤ)の雑多な日常。芝居をはじめとにかくアーティストとして生きながら、普通の女の子としても生活をレポート。アート・ル・シティの都民のポップでハートフルな物語もお送りします♪

永遠のピーターパン

これ書かないと前に進めない気がするんだよね。

 

白鷺です。

 

実はとある劇場で「演者登録制のコンテンポラリーダンスカンパニー」を作る…という話が持ち上がっていて、試演会&座談会に行ってきた。

 

物凄く「この劇場に行くのは気が進まない」という状況の中で。

…ホールのトップとの関係がよくないんだ。実は。かつて飛んでる。

 

まぁ、業界あるあるみたいだけど。

劇場から出禁喰らった役者もいるし。

劇場に飽きられてる演出家もいるし。

(二人とも好きだし、前者は特に今は問題無さそう…というより詳しい話は聞いていない。後者は「いやいや~」って感じだけど、何かのきっかけで上手く取り持てる状況があれば時間が解決してくれそう)

 

てか、ここの情報に関しては「芸歴リスト」を作った段階でわかるから結構、赤裸々に書くかな。

 

ダンス公演自体は非常に満足の行くものだったが…。

 

座談会がもうめちゃめちゃ。

客(ステージを見に来る観客とステージを使って公演をするアーティスト)とするべき話かよ…って内容と。

 

「ノルマきつい」

「生活と芸能の両立が大変」

「ギャラがないと困る」

 

という『芸能人の目下の課題』が山のように出てきたわけだ。

結局「この座談会、意味あったの? もう少し形にしてから投げてよ」という結論に。

 

その後、別の関係者とざっくばらんに話をして、その人が作る作品に関してはアンテナを張っていこうと思うし、プロジェクト自体も歓迎されうるものだと思ってはいる。

 

…上手くいくかは別として。

 

てか【よくも悪くも9年越しの付き合い】なんだよね。この劇場。

 

そもそもなんで観に行ったかというと

 

・そのプロジェクトのトップであり制作が「今の私」をどう見るか。

・純粋に作品を観に行きたかった。

・来年度にその劇場の別件企画の便乗を検討中(というわけで昔のトラウマがどうこうとか四の五の言ってらんなかった)

私の頭の中にピックアップされている「周りの人間」を巻き込む価値があるかどうか。

 

ということを見極めるため。

 

【結論】

①現段階で周りの人間を巻き込む価値はない。或いはそのプランだと不可能。自分自身が関わるかどうかも保留。

②この劇場のトップにとって私は「永遠の高校生」だということが判明。

 

②が現状、質が悪い。

 

このブログでもちょいちょい書いてるけど「高校時代に初めて演劇の門を叩いた劇場」がここである。

そういえば今月で芝居に足突っ込んで丸9年です。

 

…今更ながらに「初手一発目」って凄く大事だよなって思う。

これで自分も他人の人生も左右しちゃうんだから。

 

初手で転けたらリピーターは付かないし。

初手で嫌な思いをさせてそのままにすれば、それが刷り込まれて消えるか、縁遠くなるか、拗れるか…とにかくいい結果を産まない。

 

まぁ、あの人に対する私の初手が「センセーショナル過ぎた」というのは現在の私には容易に想像がつくわけであって。

 

高校1年生の女の子がアポなしで劇場ボランティアに登録するために、公演してない劇場の入口にやってきて「入口がわからない(裏口に案内された)」って電話してきた。

 

…だからな。

「突撃高校生」ってあだ名もつくよねって感じ。

 

ちなみに演劇部のない高校に在籍していたので、同時平行で劇団に手当たり次第メールしてた。凄い稚拙なメールだったけど。

ネットだけ残ってて潰れてるところも結構あったし「そもそもどこからも返信が来なかった」という…。

今、考えるとあり得ないな…。

 

「見込み業界人の流出」だもん。

 

唯一、インプロ集団のワークショップからは返信がきて行きたかったけど、母親が「何それ!?」って言って行かせてくれなかった。

(演劇初めての人間にインプロを説明しろとか無理だから…)

 

この時期と言ったら11月、これから始まる「Theater Go Round(札幌で一番面白い芝居を決めるという小劇場演劇フェス)」でやっと『高校生無料招待枠』が出来たくらい。

 

Sapporo Mix Artもなかったし。

札幌演劇シーズンもなかった。

高校生を積極的に巻き込むようなものは1つもなかったわけ。

 

そんなときに、こんな登場したら。

 

時間止まるよね。夢の彼方だよね。

 

付き合い長くなってくるだけでも、止まるのにさ。

実際、去年飛んだとき、共通の知人に泣きついたんだけど。

 

「あの人は白鷺が好きでたまらないのよ」

 

といって意味がやっとわかった。

 

でももうその「好き」じゃ困る。

というかその人が好きなのは「今の私」じゃない。

「過去に切り取られたかつての私」だ。

 

9年もすれば人は変わる。

ましてや、社会人になった。

 

少なくても私はあなたの変化を微々たる量でも感じ取っている。

あなたにはそれはない。

 

そして一昨年「社会人になったら自分で考えて動けるようになりなさい」と言ったあなたは、昨年「私の言うことだけ聞いていればいい」と言った。

さらには私から私の話を無理矢理聞き出そうとして、打ち切った。聞こうとしなかった。

 

…本来ならそんな微々たる個人的な問題は、トップであるあなたが口を出すべきことではない。

全体と作品作りに集中して、私のことは誰かに任せるべきだったんだ。

…お互い余裕のない状態で話し合いなんか成立しない。

結局「一方的な言葉と権力の暴力」だった。

 

そのとき思った。

「もう芝居をやめよう」って。

 

初めと終わりが一緒…キレイじゃん。

それにそのとき、バイトの方が楽しかったし。

芝居じゃ金は取られても食っていけない。

(芸能の中でも演劇はギャラがでない傾向が特に如実)

 

…まぁ、その楽しかったバイト先のおかげで、結局続けてるんだけど。

 

と、長い回想が続いたところでまたダンスカンパニーの話に戻るんだけど。

 

なんでそんな話になったかというと「劇場の稼働を増やしたい」らしい。

まぁ「札幌小劇場の中では2番手(一番は教育文化開館小ホール)にでかくてクオリティのある劇場」と言っても過言じゃないから、おいそれと若手劇団は簡単に手が出ないわけだ。

 

むしろ人によっては一種の「憧れ」レベルの劇場。

確かに今、札幌でコンテンポラリーダンスが伸びてきてる感じは実感する。

 

でも座談会のときの感じだとさ。

 

「劇場稼働を増やして誰に喜んでほしいの?メモにある『みんな』って誰?」

 

って印象。

劇場が残ること自体が札幌の芸能界のためになるけどさ。

「その先」を考えてるのか?って。

結局「自分のためじゃね?」という漠然とした印象と「喜んでほしい誰かに『私』は確実に入ってないな」って確信を得たわけだ。

 

一緒に行った友達にも「白鷺ちゃんの扱い、雑だったね」って言われるレベルだもん。

 

…というエピソードが何を示しているかというと。

 

劇場の稼働が増えないのは「理事長・自身にも理由がある」ってこと。

 

実はこういうエピソード、大なり小なり噂や人づてレベルでも結構聞くようになったんだわ。

 

「劇場は好きだけど、理事長が嫌だから使わない」とか「そうやって揉めて離れた」って話。

 

決め手は初対面の人との世間話で「そういう話、あの人、多いわよね~」だった…。

 

確かに札幌のNPOとしても札幌小劇場演劇としても草分け的な存在で無視はできないし、実績もある。

でかいことを為し遂げた人ほどアンチも付きやすい。

 

ただアンチの質を考えろよ…。

地元の・現場の人間に信用されずにどうすんだ…?

同期がかつて「老害」といい、後輩が「お遊戯」と言った理由が今なら頷ける…。

 

まぁ、こんなこと本気で言ったり、社会人になってからのそれなりに壮大だった紆余曲折を話しても、さらっと忘れて。

 

また高校生に逆戻りするんだろうなぁ…と思う今日この頃。

 

この世にネバーランドなんかねーよっての。

大人の世界もぶっちゃけ面倒だからあんまり大人にもなりたくないけど。

(生きてくための最低限のマナーと知識は必要だと思ってる)

 

永遠に子供でもいられねーんだよ。

本当、実母より質悪いぜ。

 

あーあ!

「僕の師匠はこの人です!」って言い切るあいつが羨ましい!

 

私は「演劇の母を間違えたと思ってる」って言っちゃうからさ…。